下肢静脈瘤、レーザー治療についてこれまでに寄せられた質問をまとめてみました。

当クリニックの治療方針によって、回答しています。治療を受けられる病院によって状況は異なります。

必ず治療を受けられる医師にご相談ください。

質問をクリックすると答えが現れます。

レーザー治療後に食べてはいけないものはありますか?

レーザー治療後に特に食べてはいけないものはありません。ただ水分は大目にとるようにこころがけてください。

レーザー治療についてお聞きしたいのですが、左下肢静脈ストッピング術で手術をすることになっています。ふくらはぎの辺りがこぶ状になっているのですが、レーザー治療の対象になりますか。

ふくらはぎのコブというのは伏在静脈由来の静脈瘤である可能性が高いので、レーザー治療はできる可能性が思います。
ストリッピング手術が必要といわれた方のほとんどレーザー治療ができるようになっています。
レーザー治療できない方は血栓性素因がある、悪性腫瘍などといった全身的な問題のある方になります。

レーザー治療後に仕事を控えなければいけませんか?

レーザー治療後は特に制限はありません。安静は不要です。
極端に重たい物を持ったり、長時間正座などは避けてください。
事務的なお仕事でしたら、治療後すぐに開始できます。治療後は積極的に歩いたり動くことで血栓症の予防につながりますのでなるべく動くようにしてください。

治療後5日ほど経過しましたが、だんだんとレーザー治療をした太ももが突っ張るような感じがします。これはどうしてでしょうか?

突っ張る感じは治療直後には少ないのですが、1週間前後で強くなってくることがあります。これはレーザー治療した血管が収縮している過程でつっぱったような感じが生じるものです。
一カ月を過ぎればほとんど感じなくなります。足のストレッチなどをよくおこなって過ごしてください。
以前のレーザー治療では問題となることがあったのですが、最新の1470nmレーザー治療では問題となることはほとんどありません。

足が細くて、静脈瘤が太もものところに浮き上がっていますが、レーザー治療可能ですか?

足が細い方で、表面から静脈が浮き上がってみえる表在型の静脈瘤では、レーザー治療の適応外の場合があります。
レーザー治療する医師の経験にもよりますが、皮膚の熱傷を起こしたり、治療後に皮膚の上から硬く触れて静脈瘤がかえって目立つ場合もあります。
レーザー治療を受ける医師とよくご相談ください。

以前、静脈瘤の治療を受けたのですが、再発しました。 レーザー治療を受けることは可能ですか?

静脈瘤は再発が起こりうる病気です。再発の原因として多いものに、初回治療が不十分であったということがあります。静脈逆流が残っている場合は、レーザー治療ができる場合があります。
一般的に再治療には手術よりレーザー治療が向いている場合が多いと思います。
静脈瘤は生活環境や足の状態によっては再発しやすい場合があります。何度か治療が必要なかたも中にはいらっしゃいます。
できるだけ負担の少ない方法で治療を受けたほうがよいと思います。

手の静脈瘤ですが、レーザー治療ができますか?

大きさや走行にもよりますが、手の静脈瘤に対してもレーザー治療は可能です。

レーザー治療後の圧迫ストッキングはいつまではかなくてはいけませんか?

1470nmレーザーによって治療成績が向上したため、現在では治療後1週間としています。その後は患者様の治り具合によって、着用期間はかわりまうすが、できるだけ短い期間ですむように心がけています。

レーザー治療のあと入浴してかまいませんか?

レーザー治療だけを受けられた場合は、翌日より入浴可能です。硬化療法を一緒に治療した場合は、2日後より入浴可能です。

レーザー治療後2週間たち、足の調子がいいのでスキーに行きたいのですが、構いませんか?

もとの静脈瘤の状態にもよりますが、2週間たてば静脈も閉塞していますので、経過がよければスキーをしてもかまいません。レーザー治療後1週間はテニス、スキーなどの激しい運動は控えたほうがいいでしょう。

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