下肢静脈瘤、レーザー治療についてこれまでに寄せられた質問をまとめてみました。
当クリニックの治療方針によって、回答しています。治療を受けられる病院によって状況は異なります。
必ず治療を受けられる医師にご相談ください。
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静脈瘤の原因となる血管が片足に表と裏の2か所あるといわれましたが、同時に治療はできますか?
夜になると、足が張ってジンジンしますが、どんな病気ですか?
夜になるとジンジンするのは、下肢静脈瘤の症状の可能性があります。夜間になると、副交感神経が活発になり静脈が開いてくるので静脈瘤の症状が出やすくなります。下肢エコー検査で、逆流があれば静脈瘤の可能性が高くなります。詳しく調べることをお勧めします。
下肢静脈瘤が子宮のほうからきているといわれましたが、どのような状態でしょうか?
下肢静脈瘤の中には、陰部静脈瘤といって骨盤内の静脈が原因となっている静脈瘤があります。一般的な伏在型静脈瘤といわれるものとは違い、一般的にはレーザー治療の適応ではありません。症状があれば、硬化療法で治療をします。
左膝によく水がたまり、注射で抜いています。膝の付近に静脈瘤がありますが、関係がありますか?
下肢静脈瘤があると、膝の水がたまりやすっくなります。もともとある膝変形性関節炎などによって、水がたまりやすい状態に静脈瘤が悪化すると頻繁に水がたまることがあります。静脈瘤を治療すると水のたまる頻度が少なくなる場合が多いので治療を考えたほうがいいでしょう。
静脈瘤があると動脈瘤になりやすいですか?
静脈瘤と動脈瘤は直接関係がありませんが、静脈の壁の強さと動脈の壁の強さはある程度関係があるといわれています。また、歯周菌が動脈硬化を起こしたり、静脈瘤の原因になることも報告されています。静脈瘤は全身の血管の状態の窓とも言えます。静脈瘤の方は注意をしてください。
静脈瘤があって、足が痛いので近くの病院を受診しました。レントゲンを撮ってくれて異常がないといわれました。静脈瘤の症状ですかと聞いたところよくわからないといわれました。どうしたらいいでしょうか?
下肢静脈瘤は血管の病気の中で最も多い病気で、困っている方も大変多くいらっしゃいます。医学教育の中でもこれまではほとんど教えてもらえないので、詳しいことを知っている先生は非常に少ないのが現状です。また症状も多彩ですので、詳しくエコー検査をして、患者さんの症状と合うかどうか良く調べる必要があります。説明に納得がいかない場合は、セカンドオピニオンを求めたほうがいいと思います。
静脈瘤があるところがだるくなります。歩いていると楽になるのですが、静脈瘤のせいでしょうか?
静脈瘤があると足に古い血液がたまるため、だるくなる症状が出ることがあります。歩いていたら、楽になるのは歩くことによってふくらはぎの筋ポンプが働き、足にたまっていた古い血液が押し出されるので、楽になります。動脈硬化の病気では、歩いていたら一般的に症状が悪くなります。
抗癌剤を使用しています。静脈瘤が痛くてつらいのですが、レーザー治療はできますか?
抗癌剤を使用していると静脈瘤の症状が悪化することがあります。一般的にはレーザー治療の禁忌とされますが、痛みのために「抗癌剤の治療ができなくなる場合にはレーザー治療を行うことは可能です。その場合は血栓症の予防としてワーファリンや新しい抗凝固剤であるNOACなどを内服して治療を行ったほうがより安全です。
足がかゆくなって皮膚科を受診して塗り薬をもらいました。痒みは一度で止まりましたが、静脈瘤のある足の色が茶色になりました。どうしてでしょうか?
静脈瘤があると足の色が茶色や黒っぽくなってしまう皮膚病になることがあります。静脈瘤がある程度進んでいたら静脈瘤の合併症の可能性もあるので一度詳しい検査を受けてみてください。静脈瘤が原因で黒くなっているようでしたら、レーザー治療など静脈瘤の治療が必要です。
夕方になると足がむくみ、指で押すと戻りません。 朝には治っています。長時間立ち仕事をしていますが、静脈瘤の症状ですか?
静脈瘤があって長時間立ち仕事をしていると、夕方になると足がむくみます。押して戻らない浮腫も特徴的です。静脈瘤かどうかはエコー検査をすれば診断できます。症状が気になるようでしたら、エコー検査を受けることをお勧めします。
