下肢静脈瘤、レーザー治療についてこれまでに寄せられた質問をまとめてみました。

当クリニックの治療方針によって、回答しています。治療を受けられる病院によって状況は異なります。

必ず治療を受けられる医師にご相談ください。

質問をクリックすると答えが現れます。

足の裏が朝起きたときにしびれた感じがあります。歩いていると良くなりますが、静脈瘤と関係ありますが?

足の裏のしびれた感じでお困りの方が多いのですが、様々な原因で起きる可能性があり、原因の特定が難しい場合が多いと思います。 歩いて良くなるのであれば、静脈瘤の可能性もありますが、整形外科的な病気も念頭において置くことが必要です。

膝の裏が痛くて腫れ、正座ができません。足に静脈瘤がありますが、関係ありますか?

静脈瘤があると脚がむくんで、膝裏が腫れたように感じることがあります。

また静脈瘤があると膝の裏にある膝窩(ベーカー)嚢腫という袋に水がたまりやすくなり、水がたまるとさらに膝が曲げにくくなります。両方の病気ともエコーで簡単に診断できます。

その他にも血栓症なども考えられます。血管外科また整形外科にご相談ください。

下肢静脈瘤は何科を受診すればいいでしょうか?

下肢静脈瘤は、血管外科を標榜している病院、クリニックで診察、治療が主に行われています。また一般外科の中で行われている場合もあります。また大きな病院では心臓血管外科の中で行われていることがあります。

一般的な傾向として、外科医は腫瘍をとることが多いので、静脈瘤(コブ)自体の治療に注意が行きがちです。静脈瘤はコブに問題のある場合は少ないので、症状を起こしている循環動態の解明が極めて大切です。

それに比べて、循環器の医師は循環(流れ)を見るトレーニングを積んでいるため、静脈瘤の流れ(原因)を詳しくみることができます。

静脈瘤は循環器の病気ですので、循環器の知識のある医師のほうがより正確に行えます。循環器の知識の豊富な医師を探してみてください。

下肢静脈瘤の初期症状はどんな症状ですか?

下肢静脈瘤の症状は、静脈瘤が表面に出ていない時期から出現する場合があります。静脈瘤の症状は、静脈の逆流によるうっ血症状ですので、コブの大きさと症状は基本的に関係ありません。また患者様によっては初期から長時間立ったり座ったりしていると脚が重くて、だるくなる、むくむ、ジンジンする、痛い、かゆいなど症状が強く出る場合があります。静脈瘤が出ていなくてもこのような症状が続く場合は、静脈瘤による症状の可能性があります。これ以外にも、膝、股関節、腰などにも痛みを感じることがあります。

静脈瘤による症状は弾性(圧迫)ストッキングによって改善することが多いのが特徴的です。

他の病気との鑑別が難しい場合には、弾性ストッキングを着用して症状が軽くなるようであれば、静脈瘤による症状の可能性が高いと考えられます。

足首から膝にかけて薄茶色の斑点がたくさん出てきました。日焼けのせいでしょうか?

静脈瘤ではうっ滞性皮膚炎になると足首周辺から膝のほうに向かって色素沈着がおきます。一見日焼けに見えるような時もあります。

下肢エコーにて静脈逆流を検査すると静脈瘤によるものかどうかわかります。専門の医師にご相談ください。

静脈瘤があって、足がだるくなります。テレビで圧迫ストッキングが効果的といっていたので、ストッキングで様子をみたいのですが、大丈夫でしょうか?

弾性(圧迫)ストッキングは、静脈瘤の逆流を減らして静脈瘤の症状を緩和します。

静脈瘤があまり重症でなければ、ストッキングで経過を見ることは可能です。

市販のものもありますが、ご自分の足に合ったストッキングを着用することが大切ですので、一度診察を受けることをお勧めします。

血液サラサラの薬を飲んでいますが、下肢静脈瘤のレーザー治療前に止める必要がありますか?

血液がさらさらになる薬は、抗血小板剤(バイアスピリン、プレタールなど)、抗凝固剤(ワーファリン、リクシアナ、イグザレルト、プラザキサ、エリキュースなど)多数あります。

レーザー治療は切ったり、血管をとったりはしないので、止める必要はありません。ただし、治療を受ける病院によっては血管をとったり、切る方針のところもありますので、治療を受ける際には医師とよくご相談ください。

 

下肢静脈瘤の検査にはどんな検査が必要ですか?

下肢静脈瘤の検査には、超音波検査、ドップラー検査、静脈造影、CT、MRI、空気容積脈波(APG:airplethsmagraphy), 反射式光電容量脈波法(PPG:photoplethysmagraphy)、ストレインゲージ などの検査があります。

この中で現在最も重要な検査は超音波検査です。静脈造影やCTは超音波検査で深部静脈の異常が疑われるときなどに行われます。APGやPPGは静脈瘤かどうかわからないときや、治療前後の評価に用いられてますが、治療を行う上では必ずし必要ではありません。

Dダイマーが高いといわれましたが、どんな状態でしょうか?

Dダイマーというのは、血栓症を調べるときに行う採血検査です。血栓症が体のどこかにあると、上がってきます。1.0μg/ml以下が正常です(検査機関により異なる可能性があります。)

特に深部静脈血栓症や肺塞栓症を疑うときには必須の検査ですが、これ以外の血栓症でも上昇するので、上昇しているときには色々な血栓症の可能性を考えないといけません。

 

下肢静脈瘤の治療には市販の弾性ストッキングでも、効果はありますか?

下肢静脈瘤の治療に使用する弾性ストッキングは、圧が足首が最も高く、太ももに向かって圧が少しづつ下がるようになっています。

もしこの圧勾配が適切でない場合、静脈瘤の症状が悪化する場合もあります。市販のものには様々のものがあるので、必ずしも個々の足にあっていないものがあったりします。

着用にあたっては、一度静脈瘤専門の医師に相談されることをお勧めします。

1 8 9 10 11

お気軽にご相談、お問い合わせください