下肢静脈瘤、レーザー治療についてこれまでに寄せられた質問をまとめてみました。

当クリニックの治療方針によって、回答しています。治療を受けられる病院によって状況は異なります。

必ず治療を受けられる医師にご相談ください。

質問をクリックすると答えが現れます。

レーザー治療後に仕事を控えなければいけませんか?

レーザー治療後は特に制限はありません。安静は不要です。 極端に重たい物を持ったり、長時間正座などは避けてください。 事務的なお仕事でしたら、治療後すぐに開始できます。治療後は積極的に歩いたり動くことで血栓症の予防につながりますのでなるべく動くようにしてください。

レーザー治療についてお聞きしたいのですが、左下肢静脈ストッピング術で手術をすることになっています。ふくらはぎの辺りがこぶ状になっているのですが、レーザー治療の対象になりますか。

ふくらはぎのコブというのは伏在静脈由来の静脈瘤である可能性が高いので、レーザー治療はできる可能性が思います。
ストリッピング手術が必要といわれた方のほとんどレーザー治療ができるようになっています。
レーザー治療できない方は血栓性素因がある、悪性腫瘍などといった全身的な問題のある方になります。

最新のレーザー治療機器による治療を受けられますか?

こうち静脈ケアクリニックでは、下肢静脈瘤の最新レーザー治療である1470nmレーザー治療を受けていただけます。

レーザー治療はクレジットカードで支払いができますか?

こうち静脈ケアクリニックではVISA Master JCBなどがご使用いただけます。

レーザー治療に伺う際にはどのような服装がよいのでしょうか?

治療後には圧迫用のストッキングを着用していただきます。
きついジーパンやブーツなどは治療後にはけないことがありますので、ゆったりとした服装でお願いします。

レーザー治療を受けようと思っていますが、レーザーの治療費について教えてください。

レーザー治療は現在すべて保険適応となっております。

治療費用の詳細については、費用とご予約を参照してください。
当クリニックでは、最小限のご負担で済むよう高額で体への負担の大きい全身麻酔は使用していません。

足に静脈瘤があり、近くの病院でストリッピング手術を勧められましたが、レーザー治療で治したいと思います。 レーザー治療とストリッピング手術の違いを教えてください。

ストリッピング手術は下肢静脈瘤に対する治療法として100年ほど前から行われており、治療成績は安定していますが、体に対する負担が大きいことより、歴史的にストリッピング手術からより侵襲の少ない治療法へ改良が常に行われてきました。
ストリッピング手術に代わってこれまで、硬化療法や高位結紮術といった治療法が主流を占めた時代もありましたが、治療法としては完成したものではなく、残念ながらストリッピング手術に完全に取って代わるものではありませんでした。
20世紀後半より新しい治療法として、レーザー治療、ラジオ波、エコーガイド下硬化療法などの体に優しい治療法が次々登場してきました。
そのなかでもレーザー治療は血管の中からレーザーで閉塞するため治療成績がストリッピング手術と同等であり、日本国内でも数年前から保険適応となったことから急速に普及しています。
2014年からは1470nmレ―ザーが保険適応となったことからレーザー治療は一層普及が進んでいます。
今後はレーザー治療に加えて、ラジオ波、エコーガイド下硬化療法なども有力な治療方法となる可能性が高いと思います。

先々週、ストリッピング手術を受けたばかりです。3日間の入院で簡単な手術ということで、術後のことは特に指導もなく、私自身も軽く考えていました。 手術直後の広範囲にわたる皮下出血にまず驚いたのですが、いまはだいぶ薄くなってきました。ただ、血管を抜いた太ももの部分の痛みが強く、うまく歩けません 。術後の診察の時にも、心配なことを訴えたのですが、気にしすぎとのことで、湿布薬を処方されました。 確かに貼れば気持ちはいいのですが、痛い部分がしこりになっています。2~3週間で消えると言われましたが、心配ないのでしょうか? たまたま、叔母が7年前に同じ手術をしているのですが、このようなことはなかったそうです。

治療後に広範囲に皮下出血がでることは、ストリッピング手術では比較的よく見られます。かなり広範囲にでることがあり、驚かれたことと思います。

治療する側からしたら、皮下出血は軽い合併症と考えがちですが、実際にご経験されると大変なことと思います。

皮下出血はどうしておきるかというと、悪くなった静脈を抜くときにこの静脈につながるいくつかある枝を引きちぎるため、その枝からどうしても出血が出るからです。

枝が小さい場合は出血も少ないのであまり皮下出血がでませんが、大きな枝がある場合は、皮下に血がたまってしまうこともあります。

ストリッピング手術の大きな欠点のひとつです。叔母様はおそらく枝が小さかったので皮下出血があまりでなかったのでしょう。
しこりになったものは1ヶ月程度あれば収まることが多いのですが、痛みが強かったり、腫れがひどいようでしたら、早めにご相談したほうがいいでしょう。

静脈瘤に硬化療法をしたところが硬く触れるのですが、これはどうしてでしょうか?

そのため、皮膚に近い大きな静脈瘤ではある程度の大きさで硬くなってしまい、硬く触れることがありますが、治る過程で起きることであり異常ではありません。多くの場合、数ヶ月たてば次第に分からなくなってきますので、ご安心ください。

静脈瘤がありますが、手術しなければいけませんか?

静脈瘤は全てのかたに手術が必要なわけではありません。症状の軽いかたはストッキングなどの治療法でいいでしょう。

見た目が気になる方は症状が軽くても治療を必要とする場合があります。

症状が軽い場合は、手術よりレーザー治療や硬化療法のほうがキレイに治りやすいと思います。

治療方法は日々進歩しています。ストリッピング手術は重症の場合にのみ行われる方法です。

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