下肢静脈瘤、レーザー治療についてこれまでに寄せられた質問をまとめてみました。
当クリニックの治療方針によって、回答しています。治療を受けられる病院によって状況は異なります。
必ず治療を受けられる医師にご相談ください。
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下肢静脈瘤がある場合は、下半身の筋力強化をした方がよいでしょうか?例えば軽い運動など。 また坐骨神経痛で、ヘルニアではないのですが、足の親指あたりにシビレが出て、今はビタミン剤で治まりましたが、下肢静脈瘤がある足に出たことと何か関係あるんでしょうか?
34歳の女性です。よろしくお願いします。 8年程前の出産後から、左膝の内側に、少しボコッと血管が浮き出る様になり、年々大きくなってきて蛇行しながら、上下に物凄く目立つようになってしまいました。今年の初めに子宮収縮剤を服用したところ、左足が根元からもげてしまうのでは!!と言うぐらいの激痛がつずき、服用中止。少しずつ楽になったものの、前より、むくみがひどくなり、太股までの着圧段階タイツを着用。しばらくは快適でしたが、今度は妊娠している訳でもないのに、左陰部が腫れているような違和感があり、常にではありませんが痛みもあります。近くに専門の病院もないので、なかなか受診までにいたりませんし。行くにしても、おまたの痛みも静脈瘤のせいなのでしょうか?
左ひざの内側に血管のコブが出ていて大きくなってきているようでしたら、伏在型静脈瘤の可能性は非常に高いと思います。子宮収縮剤を飲んだときの痛みは静脈瘤には直接関係ないと思いますが、足のむくみは静脈瘤による可能性が高いでしょう。
左陰部の腫れは陰部静脈瘤という伏在型とは違うタイプの静脈瘤なのかもしれません。
できれば専門の先生に診ていただいたほうがいいと思います。
静脈瘤の症状に関しては基本的には適切な圧とサイズの弾性ストッキングをご使用することで軽減いたします。
弾性ストッキングには様々なタイプがあるので、試してみる価値はあるかと思います。
はじめまして。 27歳の男性ですが、ふくらはぎに静脈瘤らしきものができています。 父親がくも膜下出血で亡くなっているため心配です。このままにしておいてよいのでしょうか? よろしくお願いいたします。
静脈瘤のある足にマッサージをしても構いませんか?
静脈瘤がありますが、手術しなければいけませんか?
静脈瘤に硬化療法をしたところが硬く触れるのですが、これはどうしてでしょうか?
先々週、ストリッピング手術を受けたばかりです。3日間の入院で簡単な手術ということで、術後のことは特に指導もなく、私自身も軽く考えていました。 手術直後の広範囲にわたる皮下出血にまず驚いたのですが、いまはだいぶ薄くなってきました。ただ、血管を抜いた太ももの部分の痛みが強く、うまく歩けません 。術後の診察の時にも、心配なことを訴えたのですが、気にしすぎとのことで、湿布薬を処方されました。 確かに貼れば気持ちはいいのですが、痛い部分がしこりになっています。2~3週間で消えると言われましたが、心配ないのでしょうか? たまたま、叔母が7年前に同じ手術をしているのですが、このようなことはなかったそうです。
治療後に広範囲に皮下出血がでることは、ストリッピング手術では比較的よく見られます。かなり広範囲にでることがあり、驚かれたことと思います。
治療する側からしたら、皮下出血は軽い合併症と考えがちですが、実際にご経験されると大変なことと思います。
皮下出血はどうしておきるかというと、悪くなった静脈を抜くときにこの静脈につながるいくつかある枝を引きちぎるため、その枝からどうしても出血が出るからです。
枝が小さい場合は出血も少ないのであまり皮下出血がでませんが、大きな枝がある場合は、皮下に血がたまってしまうこともあります。
ストリッピング手術の大きな欠点のひとつです。叔母様はおそらく枝が小さかったので皮下出血があまりでなかったのでしょう。
しこりになったものは1ヶ月程度あれば収まることが多いのですが、痛みが強かったり、腫れがひどいようでしたら、早めにご相談したほうがいいでしょう。
足に静脈瘤があり、近くの病院でストリッピング手術を勧められましたが、レーザー治療で治したいと思います。 レーザー治療とストリッピング手術の違いを教えてください。
ストリッピング手術は下肢静脈瘤に対する治療法として100年ほど前から行われており、治療成績は安定していますが、体に対する負担が大きいことより、歴史的にストリッピング手術からより侵襲の少ない治療法へ改良が常に行われてきました。
ストリッピング手術に代わってこれまで、硬化療法や高位結紮術といった治療法が主流を占めた時代もありましたが、治療法としては完成したものではなく、残念ながらストリッピング手術に完全に取って代わるものではありませんでした。
20世紀後半より新しい治療法として、レーザー治療、ラジオ波、エコーガイド下硬化療法などの体に優しい治療法が次々登場してきました。
そのなかでもレーザー治療は血管の中からレーザーで閉塞するため治療成績がストリッピング手術と同等であり、日本国内でも数年前から保険適応となったことから急速に普及しています。
2014年からは1470nmレ―ザーが保険適応となったことからレーザー治療は一層普及が進んでいます。
今後はレーザー治療に加えて、ラジオ波、エコーガイド下硬化療法なども有力な治療方法となる可能性が高いと思います。
