今年は寒い冬が続いていますが、皆様どのようにお過ごしでしょうか?
さて静脈瘤の症状には、季節的な変動があることが経験的に知られています。一般的には寒い時期には症状が軽くなってしまうことが多くなります。
これはどのような理由によるかというと寒くなると静脈が収縮するため静脈瘤が小さくなり、結果的に逆流が減ることが多くなるためだと考えられます。
静脈瘤がひどいかたや、立ち仕事の長い方または暖かい室内で長時間働く方は必ずしも、これには当てはまらないと思います。
一旦よくなっていても暖かくなってくるとまた症状が出現して前より悪くなっていることが多いと思います。
静脈瘤の症状が軽くなる寒い時期の治療には様々なメリットがあります。
レーザー治療においては血管自体が小さくなっているためレーザー治療の際に均一にレーザーを当てやすいため、少ない量で閉塞する。そのため治療後の経過が良くなることが挙げられます。
また治療後には1か月ほど弾性ストッキングをはいていただきますが、これが暑い時期では治療より大変な場合があるほどですが、寒い時期だとかえって暖かく感じ楽にはくことができきます。
暑い時期に比べて、治療を急ぐ方が少ないので治療自体をより丁寧に受けることが可能です。
今年の夏が心配なかたは、早めに治療を考えてみたらいかがでしょうか?
ご質問がお気軽にどうぞ。
下肢静脈瘤日帰りレーザー治療専門
ベノネット血管クリニック http://www.venonet.jp