11月24日のメディカルトリビューンに愛媛大学公衆衛生学教室の小西教授らによる日本における下肢静脈瘤の疫学調査結果が載っていました。
生活習慣の欧米化が進むにつれて、日本でも下肢静脈瘤に悩む方が増えてくる懸念があります。そういったなか今回の発表は大変興味深いものでした。9123人の調査の結果全体では8.63% 欧米の調査に比べると1/6から1/2の頻度でしたが、糖尿病にほぼ匹敵するものです。男は3.81% 女性は11.3%であり女性で約3倍の高率でした。
また静脈瘤と大動脈瘤の既往には強い相関関係があり,両疾患の間には共通する原因があることが示唆されています。またビタミンEをたくさんとると静脈瘤の予防効果がある可能性も示唆されています。今後研究が進めば静脈瘤の予防も可能だと考えられます。
日帰りレーザー治療
こうち静脈ケアクリニック https://www.venonet.jp

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です