海外旅行から帰ってきて、右足が痛みがあって腫れていた患者さんが来院されました。長時間飛行機に乗っていたため、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)を疑われて紹介を受けました。
足のエコーをしてみると、血栓はなくて、足の筋肉のなかに水がたまっていました。これはベーカー嚢腫が破裂して液がふくらはぎの筋肉の間に落ち込むこんでいる状態です。ベーカー嚢腫が破裂すると突然激痛が起こり足(膝から下)が腫れてきます。
症状は静脈に血栓ができる血栓性静脈炎とよく似ているため間違えられることがあります。基本的には安静で治癒しますが、ひどい場合は手術で嚢腫を取り出す必要があります。

日帰り下肢静脈瘤レーザー治療
こうち静脈ケアクリニッククリニック https://www.venonet.jp

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です