静脈瘤のかたは長時間の立ち仕事をすると足がむくみやすくなります。
これは、静脈逆流があると足に静脈血がたまり静脈の圧があがるために静脈に向かって血液が帰りにくくなり水分の吸収が行われなくなることが原因と考えられます。
静脈瘤によるむくみは比較的軽いことが多く、ひどいむくみの場合は静脈血栓やリンパ浮腫といった病気である場合が考えられます。
静脈瘤の浮腫は夕方にひどくなり、朝にはよくなっていることが特徴的です。
また足先からむくみが始まり、膝下に限局的にみられることも特徴的です。
膝上まで浮腫がある場合は、静脈逆流が原因ではなく、静脈血栓であったり、リンパ浮腫といった病気が考えられます。
軽症の静脈瘤(あまりコブが目立たないまたは、全くコブがない)によるむくみの場合は、弾性ストッキングを着用することで症状が軽快します。弾性ストッキングには様々なタイプがあり、専門医に診察を受けて最適のものを使用するようにしましょう。
重症の場合は静脈逆流に対して治療が必要な場合があります。むくみが強い場合は治療後に足の大きさが小さくなります。
 むくみは心臓病や腎臓病、甲状腺機能低下といった全身的な病気でも生じます。静脈瘤ばかりに気をとられずに、こういった病気などが隠れていないかどうかを見ることも大切です。
また中高年の女性では特発性浮腫という原因がはっきりとしない浮腫の場合もみられます。
足の浮腫を予防するための7か条
1)長時間同じ姿勢で立ち続けない
2)積極的に足の運動をする(足先の背屈が有効)
3)正座や足を組まない
4)夜寝るときは足を15cm-20cm挙上する
5)適正体重のコントロール
6)適切な圧の弾性ストッキングの着用
7)背伸びをして深呼吸を繰り返す
といったことが大切です。
ベノネット血管クリニック http://www.venonet.jp
べノネット 足の静脈瘤相談室
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