下肢静脈瘤の初期症状はどんな症状ですか?

下肢静脈瘤の症状は、静脈瘤が表面に出ていない時期から出現する場合があります。静脈瘤の症状は、静脈の逆流によるうっ血症状ですので、コブの大きさと症状は基本的に関係ありません。また患者様によっては初期から長時間立ったり座ったりしていると脚が重くて、だるくなる、むくむ、ジンジンする、痛い、かゆいなど症状が強く出る場合があります。静脈瘤が出ていなくてもこのような症状が続く場合は、静脈瘤による症状の可能性があります。これ以外にも、膝、股関節、腰などにも痛みを感じることがあります。

静脈瘤による症状は弾性(圧迫)ストッキングによって改善することが多いのが特徴的です。

他の病気との鑑別が難しい場合には、弾性ストッキングを着用して症状が軽くなるようであれば、静脈瘤による症状の可能性が高いと考えられます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です