下肢静脈瘤の症状として足が熱くなる、あるいは冷たく感じるという症状があります。
全く正反対の症状ですが、どちらも静脈瘤が原因で起きます。
特に冷たく感じる場合、実際触ってみると足は冷たく感じないことが多いです。
これは静脈瘤の原因となる伏在静脈が温度調整に働く血管であり、静脈瘤では足の温度を感じるセンサーに何らかの異常が起きていると考えられます。
患者さんの訴えとして、夜間足が冷たくて眠ることができないといった症状があります。
このような場合、静脈瘤が原因でないかどうかを下肢エコーで1度調べてみる必要があります。