最近 自己免疫性溶血性貧血の治療を受けていて、下肢静脈瘤のエンドレーザー治療を希望されている方からのお問い合わせがありました。
自己免疫性溶血性貧血は血液の中に抗体ができて貧血を起こすためにステロイド剤による治療が必要なことがあります。
ステロイド治療を受けていると、手術による感染、血栓症や出血などが懸念されます。通常の場合の治療よりリスクが高くなるのは間違いありません。この場合リスクを下げるためにエンドレーザー治療は可能かどうかということですが、ストリッピング手術のような創部はありませんので感染の危険はほとんどありません。また出血の問題もまずはないと思われます。唯一問題と思われるのは、血栓症ですが、これは手術後に血液を凝固しにくくなるような薬を飲めば予防可能と思われます。この薬の影響でエンドレーザーの成功率は少し落ちるかもしれませんが、90%以上は閉塞するだろうと予想しています。

日帰り下肢静脈瘤レーザー治療
こうち静脈ケアクリニック https://www.venonet.jp

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