下肢静脈瘤のレーザー治療の際の麻酔についてのブログが最近よく読まれています。
静脈瘤の治療にはTLAという麻酔が用いられます。TLA麻酔を痛みなく行うために、国内では静脈麻酔や全身麻酔が併用されることが多い様です。この場合酸素マスクや気管内挿管といった呼吸補助のための余分な器具や操作が必要となります。新型コロナでは呼吸を介する感染が強く疑われており、できるかぎりこういった処置を避ける方が感染防止の観点からも重要と考えられます。
私は以前よりTLAのみで静脈瘤治療を行なっており、呼吸器を介する感染を最小限に抑えることができる方法と考えられます。