下肢静脈瘤レーザー治療は、従来の手術に比べて安全性が高い治療法ですが、一定のリスクがあります。
レーザー治療のリスクは、麻酔によるリスクとレーザー治療自体に伴うリスクがあります。
麻酔については、局所麻酔が最も安全で、最もリスクがあるのが麻酔医の管理がない静脈麻酔や、全身麻酔です。特に静脈麻酔は、麻酔の深さのコントロールが難しいので、リスクを減らすためにはなるべく避けたほうがいいでしょう。
レーザー治療のリスクには、肺塞栓(数千人-一万人に一人程度)が最も高いものです。これに対しては、内服薬による抗凝固療法による予防が可能となっています。
当院では、血栓を予防するためハイリスクな方には抗議凝固を行なっています。