先週カナダ バンクーバーの静脈瘤クリニック(Vein clinic)で静脈瘤のエンドレーザー治療を診てきました。カナダには静脈瘤の専門クリニックがいくつもあります。こういった静脈クリニックではおもに硬化療法による治療を行っています。私も毎年そこで硬化療法の研修をさせてもらっていますが、
 今回は最新治療法であるエンドレーザー法のカナダにおける現状を知ることができました。バンクーバー ベインクリニックでは昨年度からエンドレーザー治療を開始しています。これまでに約100例の治療を行っています。
 エンドレーザー治療は鎮静剤(眠るために使用)も使用せず覚醒した状態で行っています。エンドレーザ―治療自体は局所麻酔をすると全く痛みはありませんので、覚醒した状態でも大丈夫です。鎮静剤に対する不安がある方には、こういった方法も良いと思われます。
 意外に思ったのは、治療の方法がプロトコールとして厳密に決まっている(レーザーの出力や時間など)ため、全く変更をしないことです。これは標準的なことを行っていないと、訴訟の際に不利になってしまう(標準とは違う=誤ったこと)というためです。医学の世界では特に新しい治療法などでは、標準的と思われることが、間違っていることもしばしばです。明らかに具合の悪いことでも、プロトコールを守る(患者さんではなく自分を守る)ために、そのまま続けてしまうというのは、私には納得ができない考え方ですが、日本でも医療訴訟が増えてくれば今後こういった考え方が主流になって行くことも予想されます。
日帰りレーザー治療
ベノネット血管クリニック http://www.venonet.jp
べノネット 足の静脈瘤相談室
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