足のむくみは下肢静脈瘤の症状としてよくみられるものです。
CEAP分類という静脈瘤の重症度分類がありますが、浮腫があるとC3になり、重症度が一つ上がります。

静脈逆流があると、本来心臓に向かって帰るべき血液がうまく帰らなくなり、特に膝から下に溜まりやすくなります。

その結果、静脈圧が上がり、静脈周囲の組織に組織液が滲み出てむくみます。

指で押して引っ込んだまま戻らないようになります。

静脈瘤のむくみは、

  • 朝は良くなっていても夕方になると悪くなる
  • 足を上げていると良くなる
  • 運動すると良くなる
  • 膝から下が腫れる
  • どちらか片脚の腫れが強い

                                                など

といった特徴があります。

静脈瘤が出て来ていない初期からむくみはでることがあります。

静脈瘤があるかどうかは、エコー検査で逆流を調べるとわかりますが、浮腫の原因は静脈瘤以外の様々な病気があります。

心臓、腎臓、肝臓、甲状腺や他の全身の病気でも浮腫は起こるため、静脈瘤を専門としている医師でも、浮腫に詳しい人は少ないと思います。

むくみは重大な病気が隠れていることもあります。

心配な方は、静脈瘤かどうかも含めて専門の医師に詳しくみてもらうといいと思います。